ニュージーランド ルートバーントラック
2013年1月
エベレストに初登頂したニュージーランドの英雄、エドモンド ヒラリー卿も絶賛したという
ルートバーントラックに行ってきました。
まずはクイーンズタウンから車で約50km離れたグレノーキーへ。
ルートはグレノーキー ~ ルートバーンシェルター ~ ルートバーンフラットハット ~ ルートバーンフォールズ
(復路はピストン)約6時間のトランピンです。
ルートバーン・トラックはニュージーランドの代表的なトラックの1つで
景観はバラエティに富みます。
水が溢れそうな渓谷、スリリングなつり橋、
透き通るような水をたたえた滝。
天然のシャワーです。
白糸のように水がしたたる滝は、雨が降った直後にしか現れないので珍しいとのこと。
続いて苔に覆われた原生林。
シダは国の象徴。ニュージーランド航空のマークにもなっています。
ルート・バーンのバーンは小川という意味で、道はずっと谷川にそって歩きます。
谷がぐっと広くなった所がルートバーン・フラット・ハット(Routeburn Flat Hut )。
小さな山小屋でランチをしました。
メニューはオレンジジュースに小さなりんご、サンドイッチに甘いケーキです。
山小屋の訪問者リストには山隊の名をつづってきました。
ランチ後は登りが続きます。沢や階段が続いて結構キツイ。
約1時間でルートバーン・フォールス・ハット(Routeburn Falls Hut)に到着し
目の前にルートバーン・フォールス(Routeburn Falls)が現れました。
危険な場所なのに柵がなく、大自然をそのまま味わえます。
左がニュージーランド在住17年のベテランガイドさん。
ガイドさんは私たちを見るやいなや、「この人たちは健脚だ」と判断し
予定していなかった滝まで連れてきてくれたのでした。
清水の舞台のような崖の眼下に
歩いてきた谷と勇壮な山々も見ることができました。
この辺り一体は「ロードオブザリング」や「ナルニア国物語」のロケ地になったそうです。
素晴らしい大自然に触れて、一層ニュージーランドが好きになりました。